可食。 秋、針葉樹、広葉樹林地上に群生、または散生。子実体は、杏臭があり、フランス料理などに珍重される。カサは黄色でラッパ型、ほぼ円形で、周辺が大きく波打つ。表面は平滑。粘性は無い。ヒダはシワ状で柄に長く垂生し、連絡脈でつながる。色は、カサと同色。柄は、カサと同色。平滑。 形体的に相似ではあるが、杏臭を欠く近似菌が複数ある。それらの食毒は確認されていない。また、ヒダと柄が白色で連絡脈の発達がやや悪いタイプがあり、これは典型的な種と同様の強い杏臭をもち、可食である。 故清水大典氏によれば、アンズタケの柄の色はカサと同色から白色とあり、ここでは一応そのタイプもアンズタケとし、変異Photとして掲載した。
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