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可食。初夏から秋、ナラなど各種広葉樹の倒木や枯れ木上に重なり合って発生する。カサは、幼時には淡灰褐色、成長すると灰色からほぼ白色になるが、ときには最初から白色のものもある。形は、貝殻型か、発生状況によって漏斗型。表面は平滑。ヒダは、垂生しやや密。白色のちややクリーム色を帯びる。柄はほとんど無いか、あっても短い。肉は、白色。ウスヒラタケの形は、ヒラタケと同様に発生状況により大きく変わる。枯れ木の側面に発生したものは、柄が側生しカサは貝殻型。倒木の上面に発生したものは、柄が偏芯生、または中心性でカサは漏斗型に開く。中心性の柄のほうが長くなる傾向があるようだ。白色タイプは、スギヒラタケ(毒)と紛らわしい(2005年に突然に死亡例を含む中毒事故が多数報道された)。注意が必要。
ウスヒラタケ 白色型。