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シロシメジ

Tricholoma japonicum
キシメジ科 キシメジ属

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可食。 別名ヌノビキと呼ばれる。肉に弱い苦みがあるが食用とされる。秋遅く、アカマツなど二針葉松林や、広葉樹の混交林、ツガやモミにアカマツを交えた林などに群生、あるいは散生する。カサは、幼菌のとき強く内側に巻く。湿ったとき弱い粘性をおび、手で触れると多少ベタベタした感触がある。シロシメジのカサの色は、最初白色。のち成長し、古くなるにしたがって、中央部から肌色気味の褐色を帯びる。手で触れたり、傷ついたときも同様に変色するが、変化は弱くゆっくりとしていて、変色性があるというほど強くはない。ヒダは上生から湾生。白色密。老成すると、汚褐色のシミが現れる。柄は白色で中実。表面の、下部は繊維状、上部は粉状あるいは極細かいササクレ状。肉は緻密で無臭、苦味がある。

シロシメジ 松林と隣接したツガ林に発生していた。

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シロシメジ成菌。採取したときはもっと真っ白だった。採取後4時間ほどのちの姿。 柄は中実。肉は白色。この比較的若い個体のヒダは上生。しかし、成長が進み、カサが平らに開くころはおそらく湾生になる。 シロシメジのカサの裏側。カサの縁がまだ内側に巻いている。さらに成長し老菌になるとヒダに褐色のシミが現れる。 カサ上面。中央部から褐色化が進んでいる。採取時に触れたり、ゴミを取るために擦ったりしたあとも褐色化している。 柄の付け根の拡大。通常柄の上部は粉状。しかしこの個体では、細鱗片状。

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